▲島崎柾成作島桑杢隅丸造四隅落総銀杏面取拭漆仕上将棋駒箱・桐二重箱▲未使用品

スタート▲島崎柾成作島桑杢隅丸造四隅落総銀杏面取拭漆仕上将棋駒箱・桐二重箱▲未使用品

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島崎柾成師は江戸指物の第一人者（故人/現在はご子息、俊宏師が名跡を継いでおられます）。
本作、伝説の名駒コレクター武村正夫氏のコレクションでした。当社展示中の武村コレクション展をご覧ください。
https://www.tohsin.com/takemura/takemura.html

伝説のコレクター武村正夫氏と親交が深く本作は武村氏のコレクションでした。資料によれば納品は平成の初め、価格は30万円であったようです。
留めは隠しアリホゾ、天板裏面は外側に準じてアールが彫ってあります（わかりにくいと思いますが、ドーム型天上のイメージです）。江戸指物の第一人者に駒箱を作らせるところが武村氏の粋なところ（島﨑師はいわゆる駒箱作家ではありませんでした）。おそらく日本最高峰の駒箱の一つだと思います。

隅丸造（一見すると隅丸には見えませんが蓋の内側、身（本体）は隅丸で、高度な隅丸の技法で製作された品です）、四隅落ち、総銀杏面取り、丁寧な拭漆仕上（13回塗って拭くを繰り返すそうです）。ここまでの駒箱は、島崎師の作品（武村氏の注文品）以外には拝見したことがありません。故人である名工の手である点とあいまって、空前絶後の作品群（同じデザインの依頼品は複数ありました）といえると思います。
サイズ 約11.1ｃｍ＊約11.1ｃｍ 高さ約8.1ｃｍ
手を離して蓋が閉まるまで約５秒ほどでした。
桐二重箱、未使用品です。もちろん新品同様です。

スタートです。ご入札を宜しくお願いします。

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